博多織

日本三大織物の一つ。福岡県福岡市で特産とされる絹織物。

1600年ごろ、藩主黒田長政が幕府への献上品として博多織を徳川将軍家へ献上するようになったことから特に最上の物を「献上博多」などとも呼ばれます。

博多織の特徴

博多織は先染めの糸を使い、細い経(たて)糸を多く用い、太い緯(よこ)糸を筬で強く打ち込み、主に経糸を浮かせて柄を織り出すのが特徴。

厚みや張りがあり、よく締まるということから、重い刀を腰に差す武士の帯として重用され、今でもその特性が活かされています。

現在ではこの伝統的な博多織の特徴を活かしつつ、革新的なデザインや製品が制作されています。

 

久留米絣

伊予絣、備後絣とともに日本三大絣の一つともされる福岡県久留米市及び周辺地域で製造されている絣。綿織物で、藍染めが主体。

江戸時代の後期に、井上伝という当時12歳の少女が創始したとされてます。

若干12歳の井上伝は色褪せた古着の白い斑点模様に着目し、「紺と白のまだらの糸で織れば、新しい模様の織物ができるかもしれない。。」と布を解いて模様の秘密を探りました。 その結果、糸を括って藍で染め、織り上げて模様を生み出すことを考案したといわれています。

久留米絣の技法は1956年重要無形文化財に指定。1976年には通商産業大臣により伝統工芸品指定されています。