服部織物手織り本金箔袋帯-王朝

天明の昔から、京都西陣にて帯を織り続けて二百余年。

「服部織物」の起源は天明年間(1781〜1789年)忍者の里として知られる滋賀県・塩野村。

服部織物初代、「服部勘兵衛」は近江の地より、京都・西陣に移り、織物業をはじめました。

「服部」の伝統 -美を綾なす-

服部織物手織り職人

服部織物は、機械化の波が押しよせるさなかにあって、手織り一筋に、 今日も絹の生命を織りつづけ、帯の最高峰をめざしています。

ほんもののブランド「手織りこはく錦」

この「手織りこはく錦」に多用されている引箔技法は精緻な手仕事の極みです。金銀箔やプラチナ箔を押した和紙を細く裁断してつくる「引箔」を一本づつ織り込んでいくこの技法は、色鮮やかな文様表現を特徴とする西陣織の真骨頂。複雑な文様になると1日にわずか数十センチしか織れないこともあります。

また、西陣織では3500本程度の経糸(たていと)を用いることが一般的ですが、服部織物では意匠に奥行きを与えるためおよそ6000本の経糸を使用しています。糸数が増えることで帯全体が重くなるのを防ぐため細かく、丈夫な糸を厳選しております。

これにより「色数が多く複雑な意匠なのに軽い」「締め心地が良く、着くずれしない」着心地の良い帯を生み出すことを可能にしています。

「服部」の創造 -温故知新の心-

服部織物

帯を創造するよろこびが、すなわち帯を締める人のよろこびにつながる―。

優れた帯には、人を魅きつけて離さない力があります。芸術品を鑑賞して感動すると同じように。

服部の帯には、幾多の先人たちが刻みつけた「創造の足跡」が印されています。

そして今も、先人たちの技と心は連綿とうけつがれ、明日への製品づくりの糧として活かされているのです。

「服部」の躍進 -毎日が商品開発-

服部織物手織りプラチナ本金箔袋帯-巴里

帯をつくる上で重要なポイントとなるのが「デザイン」「意匠」

服部織物は、創業当時から、帯の意匠には情熱をもって大きな努力を傾けてきました。

昭和44年京都府より「老舗」の号を拝受。また京都商工会議所より顕彰されるなど数々の栄誉を受け取りました。

創業225年となった平成25年。「服部荘二郎」は100歳を迎えました。

「時代は変われども、商売の基本は変わらない。大切なのは『利は元にあり』」という恩師からの言葉を大切に、より良きものをいかに安く、多くのお客様に喜んで頂けるかを最優先に考えています。

服部織物取り扱い商品

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