2021全国染織産地展(久留米展)2021年12月9日(木)~12月26日(日)
この度、全国染織連合会様と蝶屋がコラボして2021全国染織産地展のなかで
「ふるさと」〜まだ見ぬ、にっぽんを描く~
と題した、着物の制作発表会・販売会を弊社にて行います。
日本が世界から注目される2021年を契機として、日本伝統文化を世界に発信するために、日本の伝統文化である「きもの」に日本の原風景、人の心の奥い温かく・懐かしく思い出させる風景を表現しました。
北海道 猿払村から沖縄県 読谷村まで、日本各地の35村のふるさとを表現した着物を創作。
また、本展覧会は、2021年10月に「京都展」(会場:京都市京セラ美術館2F)で行われ、今後は2022年1月頃に「東京展」(会場:調整中)、2022年2月に「小千谷展」(会場:新潟県・小千谷織物工房)で開催予定。ご来場お待ちしております。
「ふるさと」〜まだ見ぬ、にっぽんを描く~
全国染織連合会は着物生産地に対し、コロナ禍における新しい重要喚起のための斬新な挑戦となる商品制作を提起し、商品コンセプトを作成、それに基づいて参加者を募り、苦境を克服するために新しい取り組みを実施。
『2021全国染織産地展』として、統一したコンセプト「ふるさと」に基づいた意匠により、連合会が主体となって、全国35村の全商品が総合的・相互作用として強力にアピールできる商品群として制作にあたりました。
制作にあたっては、20点の作品を弊社代表の髙倉が監修致しました。
今回の創作対象:日本各地35村
北海道 猿払村・青森県 東通村・秋田県 大潟村・岩手県 普代村・岩手県 九戸村・山形県 鮭川村・宮城県 大衡村・福島県 飯舘村・茨城県 東海村・群馬県 嬬恋村・埼玉県 東秩父村・千葉県 長生村・東京都 檜原村・神奈川県 清川村・新潟県 粟島浦村・富山県 舟橋村・山梨県 忍野村・長野県 白馬村・岐阜県 白川村・愛知県 飛島村・京都府 南山城村・大阪府 千早赤阪村・奈良県 山添村・和歌山県 北山村・鳥取県 日吉津村・島根県 知夫村・岡山県 西粟倉村・高知県 馬路村・徳島県 佐那河内村・福岡県 赤村・大分県 姫島村・熊本県 南阿蘇村・宮崎県 椎葉村・鹿児島県 宇検村・沖縄県 読谷村
デザイン監修への髙倉の想い
今の日本に現存する「村」。
これが、着物のデザインのリソースです。
また、今回はジェンダーフリーにも挑戦してみました。
性別にとらわれない自由。
着物にするか、羽織にするかも多様な価値観によって自由に考えていただきたいと思っております。
私たちの故郷には、着物に取り入れてこなかった素晴らしい自然や伝統や文化がたくさんあります。
様々な共同制作を通じ、日本の伝統工芸や染織文化の圧倒的な水準の高さ、職人さんの仕事の素晴らしさに感銘を受けた私は、自分達の足下にある『にっぽん』を、未だ理解していない事実に気付かされました。
その見過ごされてきた日本の良さこそ、私たちがデザインのリソースとして活用していくべきである、そう確信しました。
これまで一度も描かれたことのない「村」が、素晴らしい京都の染匠のセンスと技により見事な芸術工芸に仕上がりました。
また、伝統工芸の技が生きる着物を日本人にとって手の届く価格にすることにより、実際に購入し、着る事のできるものとしてこれからの時代に受け入れてもらい職人文化に生き残って欲しいと願っています。
この機会に是非、お越しくださいませ。
メディア掲載情報
産経新聞 2021/12/11(九州・山口)(WEB)
イベント概要
名称 2021全国染織産地展 久留米展
<入場無料>
日時 2021年12月9日(木)~12月26日(日)
午前11時~午後6時 ※毎週火曜定休日
会場 蝶屋株式会社「きもの蝶屋」
住所 福岡県久留米市中央町31-9(久留米市庁舎そば)
主催 全国染織連合会