着物のある暮らし「S様 後撮り」

 着物のある暮らし

先日、S様の後撮り撮影があり、スタジオから写真が届きましたのでご紹介させていただきます!

振袖/千總「御簾文に牡丹」

御簾(みす)とは社寺や宮殿などで用いる場合のすだれの呼称です。

平安時代に京都で成立した貴族住宅の様式(寝殿造)の邸宅になりその時代には、美しい装飾的な簾が使用されていました。

これを文様としたのは江戸時代。格調あるお柄として現在に受け継がれています。

千總の手描き友禅で染められたお振袖は、とても美しく、眺めれば眺めるほど愛しさを感じます。

S様にはお振袖選びの時、一目惚れで選んでいただきました。 コーディネートも二十歳らしく華やかにとてもよくお似合いです。

そしてなんと、髪飾りはお母さまが手作りで作られたもの! とっても素敵ですね。

 

後撮り後は、そのまま大宰府にお出かけされたそうです。ご家族のみなさまにとっても良いお時間になったと仰っていただき大変嬉しかったです。

これからもS様の大切な節目にたくさんお召しになっていただけたらと存じます。

お手伝いをさせていただきありがとうございました。

これからもよろしくお願いいたします。

刑部 優美帆

 

 

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