【振袖選び・3つのポイント】いい振袖に巡り合うための予備知識

こんにちは。福岡久留米にある「きもの蝶屋」です。

ここでは振袖選びをする上で重要な3つのポイントをご紹介していきます。

(2023.9.10更新)

【振袖選び】3つのポイント

振袖を選ぶ上で大事な3つのポイントは以下の通りです。

事前にチェックしておくことで自分にとって家族にとってもより良い振袖選びができるでしょう。

①プランを決める

振袖選びをする上ではまず以下の3つのパターンが考えられます。

予算なども踏まえたうえでご家族でよく相談してから決めましょう!
店舗ごとに各プランの特典が異なってくるのでHPをチェックしたり、スタッフの方から詳しい説明を聞いてみてくださいね。

振袖選びプラン①「購入」

振袖は成人の思い出だけでなく、その後のライフイベントの度に着ることで愛着が湧いてきます。

購入の場合、平均相場として約25万~40万円が一番多いです。

振袖には主に「インクジェット」「型染め」「手描き」の3種類があり、ハイブリッド型もあります。
現在流通している振袖の約90%以上は「インクジェット」メインのものでおおよそ50万円以下で販売されていて、手刺繍、手描き友禅、総絞り、作家ものなどは100万円を超す商品もあります。

こんな方にオススメ!!
  • 成人式だけでなく、卒業式、結婚式などで何度も着たい方。
  • ワンランク上のこだわった振袖が欲しい方。
  • 姉妹や親戚で共有したい方。

蝶屋の購入プランの詳細はこちら▼

振袖選びプラン②「レンタル」

現在主流となっているのがレンタル。購入に比べて費用が安いこと、管理が楽なことがメリットです。管理するのが大変。成人式、卒業式だけ着れればいい。という方におすすめです。

すでに仕立てあがっていて誰かが一度でも着たことのある一般的なレンタルと、自分に合ったサイズで仕立ててはじめて袖を通す「オーダーレンタル」というタイプもあります。

レンタルの場合、格安のところでは約39,800円~。しかし柄が極端に少なかったり、一昔前のものであったりすることも多いので平均相場としては約15万~35万円くらいでしょう。

こんな方にオススメ!!
  • 費用を安く抑えたい方。
  • その時の好み、流行で選びたい方。
  • 管理するのが面倒だと感じる方。

蝶屋のレンタルプランの詳細はこちら▼

振袖選びプラン③「ママ振」

現在増加している「ママ振」。

お母様の振袖やお姉さんの振袖をリメイクすることで受け継ぐことができます。お手入れ、寸法直しや小物を替えたりすることで自分にピッタリの振袖へと生まれ変わることができます。世代を越えて受け継げるのが着物の良さですね。

「重衿」「帯締め」「帯揚げ」この3大小物を替える方が多いです。その他、草履バックや長襦袢などどこまでチェンジするかによりますが、平均相場としては、約3万~10万円で済むことが多いです。

こんな方にオススメ!!
  • 費用を安く抑えたい方。
  • お母様の振袖が気に入っている方。
  • コーディネートが好きな方。

蝶屋のママ振プランの詳細はこちら▼

②自分に合った振袖があるか

振袖選びは、一生に一度あるかないかの貴重な機会。
色や柄など数多ある振袖の中から自分にピッタリの振袖を選ぶのは楽しいですが、大変ですよね。

着物の色彩は、洋服の感覚とは少し異なります。自分が似合わないと思っていた色が似合ったり、似合うと思っていた色がしっくりこなかったりすることもよくあります。

経験豊富なきもの専門のコーディネーターがいるところをおすすめします。
自分のこだわりも大事にしながらも、専門家の声も取り入れることでよりよい一枚に出会えるでしょう。

色」で選ぶ振袖

不動の人気色「赤」をはじとして、「紫」「黒」「ピンク」「黄色」「青」「水色」「緑」「紺」など様々な色合いがあります。

自分の好きな色はもちろん、普段着ないような色も着てみることで発見があるかもしれません。

近年の傾向として「深緑」や「白」の人気が高くなってきています。
自分に合った色でかつ、気にいる色の振袖を選びましょう!

柄・タイプ」で選ぶ振袖

「古典」「レトロ」「モダン」「クール」「クラシック」「スウィート」「ガーリー」などお店によってこのタイプの種類も様々です。自分好みのタイプ・テイストがどんなものなのかを絞るだけでも選びやすくなります。

これまで柄が少ないタイプが流行ったり、時代ごとに流行がありますが、やはり時代に左右されれないのは「古典柄」です。その時の自分の好みを優先するのか、数年後数十年後もいいなと思えるものを優先するのか。

レンタルか購入かでも選ぶ基準が変わってきそうですね。

ブランド・作家」で選ぶ振袖

洋服にもブランドがあるように着物にもブランドがあります。

一流ブランドとして代表的なのが創業465年の「千總
有名な卓球選手やスポーツ選手が着て話題になった総絞りの「藤娘きぬたや
コスパの優れた新潟十日町の染元「青柳

有名デザイナーの「桂由美」などなど振袖にもたくさんのブランドや染元があります。その他、よく大手チェーン店のカタログなどでみる芸能人・モデルなどとコラボしたオリジナルブランドも数多くあります。
一般的には振袖をブランドで選ぶということは少ないかもしれませんが、こういった選び方、ブランドもあると覚えているといいかもしれませんね。

③アフターフォロー/特典

各店舗様々な特典を用意しています。購入までの特典や割引も大事ですが、アフターフォローもしっかりしているところをおすすめします。主には以下の3つをよく確認しておきましょう。

  • 成人式当日のお支度(着付け・ヘアメイク)
  • 前撮り・後撮り特典
  • お手入れ
成人式当日のお支度(着付け・ヘアメイク)

成人式は、各市町村ごとに日程や時間は異なります。

行きつけの美容室・ヘアサロンがある方でも着付けはできなかったりするところが多いのではないでしょうか。成人式当日のお支度は、着付け・ヘアメイクともに保証がしっかりあるところをおすすめします。その際、特に注意しておきたいのが「お支度の時間」です。

基本的には早い人から予約が埋まっていく事が多く、成人式の数ヶ月前などに契約した場合、思っていた時間よりもかなり早い時間から支度をすることになってしまいます。特に大手チェーン店などでは、契約者数も多いため深夜2時3時ごろからお支度をはじめるなんてこともよくある話です。

早い方では数年前、2、3年前(高校卒業のタイミング)から決められる方がいるので、遅くとも半年前には決めておくことをおすすめします。

前撮り・後撮り特典

「前撮り・後撮り特典」はたいていのお店で用意されています。

提携しているスタジオで撮るパターン。お店にあるスタジオでの撮影。その他、ロケ撮影やスタジオでレンタルするパターンなどもあります。

撮影のみ無料なのか、撮影+着付け+ヘアメイクまで無料なのかお店ごとに特典内容も違いますので要チェックです。

また、前撮りのピーク時期は、10月~12月です。この時期は成人式だけでなく、七五三などの予約も多いのではやめに予約しておくことをおすすめします。4月の桜シーズンもおすすめです。

一生に一度しかない二十歳の時。納得のいくカタチで残しましょう。

お手入れ

こちらは基本的には購入者向けの特典となります。

購入後、クリーニング1回無料券や何回でも無料などお店によってこの特典も異なってきます。撥水加工が施されているお振袖だと汚れも付きにくく落ちやすいので、お仕立て時の加工も要チェックです。

大事なお振袖のお手入れ・保管メンテナンスについては、こちらからチェックしてみてください。

まとめ

今回は振袖を選ぶ上で大事なポイントを3つ紹介してきました。
一生に一度の機会なので最低限の知識をもって店舗選びをしてみましょう!

きもの蝶屋」は創業80年以上の老舗呉服店。
「千總」「きぬたや」など一流ブランドを全国でも随一の取り扱い実績。

2世代3世代と受け継いでいける「100年愛される振袖」をコンセプトとして本物を安く提供しています。高級品だけでなく、購入165,000円~/レンタルも88,000円~(税込)とリーズナブルな価格帯の品揃えも豊富です。

きもの専門店としてママ振・アネ振の実績も多数。クリーニングから寸法直し、リメイクコーディネートなどもトータルサポートさせていただきます。

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